HONUAsurfriderに関わっていただいている方々をご紹介するHONUA Interview。記念すべき第一回目は南の島の化粧品ブランド「HONUA surfrider」が販売するスキンオイル「黒島・ヤラブオイル」を製造していただいている日本最南端の化粧品製造会社、有限会社サンシャトゥー代表取締役 今村 祥さんにインタビューさせていただきました！

－ 今村社長の会社ではどんな商品を作られていますか？

そうですね。

作ってきた商品の種類といえば数百点あると思います。
というのも自分たちがこういうものを作りたいという人の夢を叶えるための
研究とか製造をやっていますので、自社の商品でいうと30点くらいになります。

－ 商品を作るにあたって島の人々との関係を教えてください。

基本的に自分の考え方というのは、
化粧品を作って儲けるのではなくて、
儲けていく中での過程で地元の人とか、
色んな人たちの利益に繋がっていく仕組みを作っていく
商品ひとつ売ることによって企業が喜ぶだけでなく、
それを企画した人、原料を調達してくれる人たちの
との関係ですよね。そういうのが自分としてはうれしいです。
化粧品製造会社といわれるよりも基本はなにかというと農業みたいなものですね。
だからそういう人たちとの連携それによってその人たちが少し潤っていって
それがひいては地域の活性につながっていくというそういう仕組みを
ずっと今までやってきているのでそれはこれからも崩さないでやっていくつもりです。　

－ 品質についてのこだわり？

そうですね。オーガニックっていうのはあくまでも技術的なものなので、
それが無農薬だからオーガニックということではないので、
基本的には持ってきた材料そのものは全部分析にかけます。
こだわっているのはいまおっしゃっているように無農薬成分とかあるいは水銀とか
そういったものが絶対ないっていうのが自分の考え方で全部専門家に全部だしていきます。

－ 島の方々とは親密な協力関係にある？

そうですね。やっぱり自分たちがこの島で仕事をさせていただくうえにおいて
自分たちの考えは、いかに儲けるかではなくいかに貢献していくかそれが自然であったりとか
それから島の活性であったりとかそういう事を理解してもらえる農家さんとずっといまやっていますね。

ここの島の人柄それから文化とか歴史ていうものを大事にしながら自分たちの仕事のあるべき姿てのはきちんと形をつくっていかないといけないのは自分の考え方ですね。

－ いい商品を作るためには何が必要？

どこのメーカーさんも良い商品を作ろうとおもっておられるので
私のところだけが特化しているわけでもなくてやっぱり化粧品ひとつにしても
それに関わる人たちにきちんとした利益配分それから
植物が多いからといってその植物を変に伐採するのではなくて

その植物の例えばここにテリハボクの実がありますよね
これがいくらでもあるのかっていうのかというとやっぱり
植物もテリハボクの年に2回ぐらいしか落としませんから
それをオーバーさせてまで作る気は全くない。

だからここに有るものだけで出来る商品作りそれできちんとした商品と
それから自然を守るつてこういうものが必要ではないかなと思っているんですね。

だからいい商品作りっていうのは
最近よく耳にしますけど「土から」とかね。
よく言われるけどまさしくその通りだと思います。