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ヤラブの地域教育・黒島小中学校の取り組み
沖縄のヤラブ(テリハボク)は化粧品原材料や雑貨などに再利用することで様々なアイテムに生まれ変わることができる地域活性化の鍵です。こちらの記事ではヤラブの聖地である沖縄県八重山地方竹富町黒島にある黒島小中学校で行われているヤラブの学びについて紹介します。
沖縄県八重山地方竹富町黒島ではヤラブの木(学名:テリハボク)が防風・防潮林として利用されています。この木は独特で美しい木目があり硬く頑丈です。台風などで倒れた倒木は今まではゴミになっていましたが、現在は地元の方を中心にヤラブの木を再利用する活動が活発になってきております。
沖縄の南部に位置する離島黒島には黒島小中学校という唯一の学校があります。そこでは地元の子どもたちがヤラブについて学べながら実際ヤラブの木に触れる特別授業が行われています。このような動きは地域活性化の希望となり、将来的に黒島のヤラブがもっと知ってもらえるきっかけとなります。
今回は特別に実際の工作の授業で使われている教材のヤラブページをシェアさせていただく機会をいただきました。それでは教材を覗いてみましょう。
教材名:島の木図鑑
発行者:KATARIGI(有)うえざと木工
〒907−0023 沖縄県石垣市石垣1838
TEL. 0980-83-3028 FAX. 0980-83-3457
http://www.katarigi.com
インスタグラム:@ktrgisgk
デザイン:クリエイティブ・ファクトリー・パパラギ
印刷所:有限会社 サン印刷
『福を呼ぶ木』としてヤラブが紹介されています。このように沖縄ならではの授業があることは子どもたちにとって楽しく地域ならではの歴史を学べる素晴らしい機会です。また、実際の授業ではこのように知識を得るだけでなく実践としてヤラブの木を使った物作りを経験することができます。
黒島小中学校ではヤラブの木を使ったリサイクルプロジェクトとして木目を活かした雑貨作りを体験できます。コースターはそのままの形でも十分素敵ですが他にも様々な形に削って個性的な作品を作ることができます。
こちらは実際島の子供達が手作りしたコースターです。ポップな色味のものが多く子供達の想像力が無限であることを感じることができます。今後もこのようなヤラブを使った手作り雑貨の機会が増えることを楽しみにしたいです。
最後に
今回は沖縄県黒島小中学校で行われているヤラブの授業について紹介しました。今後も黒島のヤラブの素晴らしさを世界に広めるため、当社HonuaSurfriderではこのような地元活性化に繋がるイベントに協力していきたいと強く感じております。こちらの記事にてご協力いただいた黒島小中学校の皆様、KATARIGI様、本当にありがとうございました。