今回の記事では当ブランドでも一押し商品のヤラブオイルについてお話しします。ヤラブオイル、他にもタマヌオイルやテリハボク種子油などいくつもの名前があるのですが、一体どんなオイルなのでしょうか?実は世界でもなかなか手に入らない希少価値の高いオイルで、スキンケアやヘアケアなどの美容にも使える素晴らしいアイテムなんです。
ヤラブの木(タマヌ・テリハボク)
沖縄の方言ではヤラブ/ヤラウ/ヤラボ/タラブと呼ばれていますが、本当の名前はテリハボク(学名:Calophyllum Inophyllum)、この他にもタマヌ、カマニ、アレクサンダーローレル、など各地で様々な呼び名がある面白い木。ヤラブの木は防風林や街路樹として利用されていて、沖縄、ハワイ、タヒチ、インド、マレーシア、マダガスカル、など暖かい気候の南国エリアにのみ生息しています。
ヤラブの実(タマヌ・テリハボク)
ヤラブ(テリハボク)は、大きく光沢のある葉が特徴で、春には白い花を咲かせ、秋には実が熟します。堅固で丈夫な木材は、昔から農具や家具、生活必需品の原料として利用されてきました。秋には、ヤラブの実は自然に落ち、緑色から茶色に変わり、硬い殻に覆われます。この硬い殻を割ると、中にはマカダミアナッツに似た白い実が入っていますが、味はちょっと食べるには向きません。
ヤラブオイル(タマヌ・テリハボク)
ではどうやってヤラブの実がオイルになるのでしょうか?まずはヤラブの硬い殻を割り中の白い身の部分を取り出します。これが意外と骨の折れる作業。丁寧に一つ一つ中身を取り出していきます。現地の方は上手に足を使って殻を割ります。
中身を取り出したら時間をかけて乾燥します。乾燥することで白い身の部分は小さく茶色く変化し、その成分がさらに凝縮されます。乾燥後圧縮方式で潰すことでヤラブのオイルを摘出することができます。これで純度100%のヤラブオイルが完成します。
ヤラブオイルの特徴(タマヌ・テリハボク)
沖縄で育ち丁寧に時間をかけて作られたヤラブオイル、一体何に使えるのでしょうか?ヤラブオイルは100%植物油です。つまり、アロマテラピーで使われるキャリアオイルです。そのままお肌や髪に塗ることで美肌や美髪に導いてくれる美容オイルとして使えるんです。
ヤラブオイルは少し緑がかった色をしていてオイルとしてのテクスチャーは中くらい。そこまでベタつかず、保湿も維持してくれます。香りは人それぞれ色々な感想がありますが、ナッツや海藻っぽい、どこか懐かしさを感じる、そんな自然の香りです。
Honua Surfriderでは、沖縄の離島、黒島産のヤラブの実を使用し、石垣島の化粧品製造業者によってヤラブオイルを製造しています。このオイルは、沖縄の自然と現地の方々の愛情が込められた100%国産の製品です。
ただし、ナッツ系のアレルギーをお持ちの方は注意が必要です。ナッツアレルギーの方は、使用を避けることをお勧めします。
今回は日本の自然から生まれる美容成分の一つ、ヤラブオイル(テリハボク種子油)について紹介しました。世界的にも研究が進んでいて今後人気の美容成分としてコスメに使われることが多くなること間違いなし!ナチュラル派の人も手が出しやすい美容オイルなので、まだ試したことがない人はぜひ挑戦してみてくださいね!
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